茶の花と聞いてパッと思い浮かぶ方は、茶畑が身近にある環境でないとなかなか少ないかもしれません。静岡では9月末から11月末頃までの秋の期間、白く小さな花が咲きます。
茶畑の標高や品種、肥料の状態で咲く時期や花の数、香りが異なります。
晩秋にかけて山野の花が少なくなる中で、可憐に咲く茶の花は個人的にとても好きなのですが、茶業界では厄介者扱いのようです。
貴重な土中の栄養素は、美味しいお茶を作る為に花ではなく葉の養分になって欲しい、と言うのが生産者の思いなのです。
あまり注目されない茶花ですが、サポニン、カテキン、フラボノイド、などのダイエットやアンチエイジングに効果的な成分が、茶葉に比べ大量に含まれていることが分かっています。
今まで見捨てられていた茶花を使ったブレンド茶を作れないか、試作を重ねております。
Sangrams 店舗でもご提供できるようになりましたら、本ブログにてお知らせ致します。お楽しみに!