在来茶の話し

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お茶の品種で、ヤブキタ、サエミドリ、アサツユなど知られていますが、在来茶についてはなかなか情報がありません。

ヤブキタ等の品種名が付いている茶は、挿木栽培の苗で増やしていきます。

一方品種改良や挿木栽培が行われる以前は、茶の実を撒いて芽を育てていました。蜂などによる自然受粉ですので、何の品種同士が掛け合わされたのか、正確には分かりません。

実から育った茶樹を総称して在来茶と呼びます。

品種改良や畑の改植が進み、全国的に在来茶の畑は非常に貴重となりました。あったとしても山間部で耕作放棄になっている、又は農家の自家用として飲まれ、一般には流通しません。

在来茶は良く言うと、日本古来からのオリジナルのお茶、悪く言うと雑種ですので品質の当たり外れが大きいです。

よく出来た在来茶には、品種茶にはないコクや香りがあり、個性的な魅力を感じます。

Sangrams でも、在来茶を近日ご提供できるよう企画中ですので、お楽しみに!